2005年

6/23
 先日お泊り頂いたお客様を、渓流へご案内致しました。ご主人は川へ、奥様と赤ちゃんをお預かりしてさわやかな滝や、可愛らしく、ちょっとおしゃれな渓流沿いの喫茶店にご案内した一日、やっぱり私も川へ行きたくなってしまいました。
 風もない、穏やかな平日、気温はだいぶ上がってきています。それっとばかりにいつものO川へ、
早速の川虫取り、おやおや、ヒラタがまったくいません、どうやら一斉に羽化してしまったようで、いるのはビンチョロ、大きなキンパク、はてさて、岩魚たち何を食べているのでしょうか・・・
まずは小さめのビンチョロで一投目、いきなりピクピクっと来ました、アララ〜10cmほどの山女の稚魚です。とてもきれいで、可愛らしい、大事にリリース、続けて2投目、これもいきなり来ました。同じようなサイズ
これは、成魚放流と同時に稚魚も放流していたようです。川の流れに慣れた稚魚たちが、こぞって泳ぎ始めたようで、稚魚の入食い状態が続きます、あっという間に空になったエサ箱、オーイ、親はどこ行った?
 その後、ポイントを換え、深場や流芯をせめて行きますが、なかなか来ません。一時間ほど経った後、小さな落込みから、ググッと来ました。尺にちょっと足らない岩魚です。尾びれや引きの感じから、ここで育った岩魚のようです。会心の手ごたえ、数釣りの先回とは違った、渓流の醍醐味ですね、数は出ませんでしたが、その後、23cm〜25cmの山女3匹で、本日納竿、帰り際お会いした漁協の方の話によると、基本的には稚魚放流で、業者さんの好意で、相当量成魚をサービスしてくれたとの事、水量や、時間等、条件さえあえば、プレッシャーを掻い潜り、自然に帰った成魚たちとの駆け引きが、まだまだ楽しめそうです。
 暑くなる季節、川に入っている時はいいのですが、暑さに弱い私、何とかがんばってまた来たいと思っています!
6/1
 昨晩、友人より電話がありました、「日曜日ちょっと行ってきたんだけど、成魚放流したよ!」「なにー!」って事で早速二人で行ってまいりました。
 ここ数年、成魚放流の話はうわさでしか聞いたことが無いO川、良型数釣りの出来るめったに無いチャンスです。はやる気持ちを抑えながら、まずは川虫取り、ヒラタも大きくなっています。キンパクはほとんどいません。雪しろも終わり、水量は安定しています。
 日曜日に18匹あげた友人は、一つ上の堰堤へ、私は下へ、釣り下がりますが、期待した釣果ではありません。いつものようなポイントに、いつものような型が、元気に食ってきます。ただ数はあがりません、「うーん、上るか」粘ってリリースサイズを含め5匹の岩魚、普段と変わりありません。堰堤を一つ上ると、2筋に分かれています、広い方は友人が先行しているはず、あえてチャラ瀬の狭いほうへ向かいます。
 1投目、いきなり来ました。尺を超える岩魚です。それも水深15センチほどのチャラ瀬で、もちろんわずかな壺はありますが、10m.ほどの瀬で手前から立て続けに4匹、尺を含め良型です。「成魚放流、本当だったんだ!当りは、モサッとしていますが、さすがに引きは強いです。ズッシリと来る手応えに、思わずニンマリ、入れ食いのような状況も、逆に変な感じですが、数年に一度のこと、たっぷり楽しみました。今日は、本業(ペンション)が忙しく2時までの釣行、時間を気にしつつもその後も良型3匹上げて、納竿します。どれほどの放流か解りませんが、まだしばらく楽しめそうです。釣り人勝手な思いですが、スレてもいいから、しっかりと居付きの岩魚になってくれ、そんな思いで川を後にしました

4/25
 当館隣に別荘をお持ちのOさん、かねてより時折ゴルフや釣りにお誘いしておりましたが、渓流釣りが初体験との事、陽気に誘われ二人で出かけてまいりました。
 今シーズン初のO川、林道はまだまだ残雪多く、車ではほんの数百メートルしか上れません、時間的な制約もあり、手前の堰堤から一つ分釣上がる事にしました。雪しろはさほどでもなく水も澄み、川虫豊富、水量good、ハイシーズンは竿抜けしてしまうフィールドですが、まずは一投、ここはヤマメと岩魚が混在するポイントです。最初のヒットは落込みから流心脇へ流れ、カケアガリで仕掛けがピタッと止まりました。典型的なヤマメの当りです。綺麗な20cmクラス、次の当りは石裏のモヤできました。大きめのキンパクの尻尾だけ食われ、ばらし、即ヒラタに付け替え同じポイントへ、5度目の投入で先ほど腹を見せた岩魚をゲットしました。その後、渓流の雰囲気を満喫しつつ、時計を気にしながら、ヤマメと岩魚を1匹ずつ、計4匹、楽しく過ごすことが出来ました。連れのOさんは、勝手がわからず釣果には至りませんでしたが、雰囲気とマイナスイオンだけは満喫して頂けたようです。先週に比べ魚たちもだいぶ元気になってきており、今シーズンはそこそこ楽しめそうな気がしてます。
4/16
 ようやく雪解け、いやー今年の雪は多かった!まだまだ残雪踏みしめ、今年本格渓流デビューの長男といってまいりました
ブカブカのウェーダー、仕掛どころか竿扱いもまだまだですが、親父をおいてワカサギの穴釣りを経験してきた倅は何やら自身有り気、水量多いK川の流れに絶える姿にも、楽しさが伝わってきます。
 釣果の方は、何とかキープの18センチヤマメが3匹、とても低い水温にまだまだ活性弱く、微かな当たりしか伝わりません、フッキングに驚いて、ようやく走り出す程度、魚が可愛そうになり、早々と撤収しました。
 本格的なシーズンまで、元気で育ってくれ〜、次回が楽しみです。

2004年

6/16 
 
更新、大変送れて申しわけありません。解禁後、3回の釣行を行っているのですが、公私の「私」の方でとても忙しく且つ楽しく過ごしてしまい、ン?釣行も「私」事でしたね、詳しくはお会いできた時に・・・
 もう一つの要因として、実はいつもの川がちょっと変なのです。魚はちゃんといます。数的には例年並み以上、
ところが、私の大好きな「イワナ」より、「ヤマメ」方がはるかに多いのです。3年前の稚魚放流、ひょっとしてほとんど
「ヤマメ」だったのでは、と思うほど、いつもの様に、居るべきポイントに打ち込んで、「おっと流れてしまった」と思い
 そのまま流していると、「クンッ モサモサ」とヤマメがかかります。普段は攻めないチャラ瀬を流して見ると、こちらも
「クンッ」 ヤマメ釣りの好きな方、フライやテンカラがメインの方には、たまらない事と思いますが・・・・
 今年は私もエサ釣りメインから、フライメインに転向しようかと思っています、
 川虫取りから始まり、徐々に高鳴る第1投への期待感、ここぞと思うポイントで「ググッ」
 これが好きなんですけどね・・・晴天率の高い磐梯高原、七月にかけてフライも頑張ります。
4/1 
 さあ、解禁です。本当にオフシーズンは長く感じますね、とは言えせっせとゲレンデに通っていた私ですが、
と言う訳で、行って参りました。はやる気持ちを押さえて、今日は偵察、歩いて行けるO川、車で30分のK川とT川へ、O川は、入渓する人も年間数人で、放流無の天然物オンリー、ここで10p1匹、17p1匹、これはリリース、そして何と25pオーバーの良型1匹、こちらは美味しく頂きました、K川とO川は、さすがにメジャー河川、他県ナンバーの車も多く、いつもの駐車スペースも雪で閉ざされていて、釣れる気がしません、
 残雪踏みしめ入渓する事、3時間あまり、ブルブルっときたのが1回、おまけに葉の落ちた木々の細い枝は、距離感が掴みにくく、竿先を破損、トホホの状況で、退散してまいりました、ウ〜ン渓流竿は明日から入院です
 今シーズン良いのか悪いのか、ま、前向きに考えて、竿が退院したら又行って参ります。

2003年

9/11 
 猪苗代漁協エリア、最後の釣行です。ほとんどの河川は9月30日までOKですが、ここ猪苗代湖へ流入する河川は、9月14日までとなります。資源保護とは言え、ちょっと寂しい、半農半漁、稲刈りが忙しくなるのかな?ということで、行って参りました。
 シーズン初めに行ったK川で締めようと、友人と話して居たのですが もう一人同行者が増えました。河川規模とフライがいい、と言う同行者の意見を尊重して、いつものO川へ、先日行ったばかりですが、川の表情はいつも違います。本日は若干水量少なめフライにはちょうどいいかな!ポイントも狭まり面白そうです。と思ったのは、午前中だけでした。入渓から1時間半ほどで、キープサイズの岩魚3匹、リリースサイズ岩魚、山女各1匹、岩魚は真っ黒で、永い事岩陰に潜んでいたようなヤツです。秋風に包まれて渓流の瀬音を聞き、竿先にブルッとくる感触を楽しみ、渓流釣りは止められませんね!早めのお弁当に舌鼓(コンビニのお握りですが)
 とっても満喫気分でしたが、その後サッパリあたりが無くなりました。時々、金魚サイズがあがって来るくらいで、午前中の楽しい雰囲気が消し飛んで、つれない釣りほど疲れるものはありませんね、スズメバチは寄ってくるは、サルには見つめられるは、熱いと思っているうちに、雷が鳴り始めるは、4時半納竿となりました。フライの同行者も芳しくありませんでした。さて、他の県内河川禁漁まで、後2週間、「どうしようか」等と考えながら帰途につきました。
9/6 
 前日の夜から1.5泊のお客様と、予定通りO川へ行って参りました。あいにくの小雨模様でしたが、その分先行者も無くAM9:00から釣行開始です。渓流釣り初体験のお客様には、ちょっと可愛そうな天気です。川虫取りから始まって、まずは堰堤下のテトラプールから。しかし風の息継ぎが強く、堰堤に当り舞っています。私の竿に15cmほどのヤマメが来ただけで、早々に一つ上流へ向かいました。渓相は開けた渓流域で竿は自由に振れます。が御客様にとっては初めての長竿、海釣り経験が、中々活きません。仕掛けも軽くハリスも細い渓流仕掛けを振りこむのは、だいぶ勝手が違う様です。 ポイントも「こんな急な流れの中に魚が居るわけない」と言う先入観のためか、絞りきれずにいられる様です。私の竿に掛かる度に、「こんな所に居るんだ!」言う感じで、少しずつ渓流マン&ウーマンに! 釣果は残念ながら、でしたが半日たっぷりオゾンを吸って頂けたので少しはリフレッシュできたかな? カワガラスや、セキレイ、アオサギが遊んでいるの気がついたかな?
 私は何とか6匹ほど、小雨の日は良いですね!、魚の警戒心も少し緩む様で、釣らせるつもりが、やっぱり楽しんでしまいました。
 ゴメンナサイ!夕食のデザートの後、塩焼きを御出ししました”春のリベンジのお約束をして、納竿でした。次回も頑張りましょう!
9/4  
 ようやく秋らしい爽やかな天気となりました。気温は若干高いものの、乾いたオホーツク高気圧に被われ
気持ちの良い朝です。で、早速友人と二人でT川へ、ここの雰囲気は相変わらず抜群です。が、放流量がとても少ない。
 魚協さん、なんとかして〜、半日の釣果、二人で岩魚2匹、ヤマメ2匹、ようやく20cmと言うところ、腰まで川に浸かり、大岩をよじ登り、擦り傷を作り、雰囲気は堪能できますが、釣果には不満ですね!
 ま、この時期、「熊」さんとの出会いを全く恐れる事無く、釣行できる渓流は、そう多くは無いので、しかたないですか、9/6はお客さんを御案内して、O川へ釣行する予定です。ちょっと天気が心配ですが、マイナスイオンたくさん吸ってきます。
8/28
 
久しぶりに出かけてまいりました。猪苗代、北塩原村漁協エリアは9/15で渓流シーズンを終えます。
もう時間が無い! あせる、はやる気持ちを抑えていつものO川中流部へ、長雨のおかげで、水量はまったく減っていません。
 先行者は、2名、御二人ともフライ、早速エサ取り、ほとんど羽化してしまって、極小ヒラタと黒川虫ばかり、意地でもキンパク探してまずは堰堤へ、と、いつもよりはるかに早いペースで、ヒットします。全部10pクラスの岩魚、こ、これは、ちょっと来ない間にどうやら稚魚放流があったようです。川上へあがり相変わらず雰囲気の良い渓流エリアでは、やっとこ20センチに育った岩名君チャラ瀬では同サイズのヤマメも来ましたが、やはりほとんどが稚魚ばかり、リリースの連続。ま、ヒットしないよりは遥かに楽しいのですが、
 家では腹を減らした子供達が・・・等と思いながら、霧雨も降ってきたし、来春楽しみだな〜ということで納竿、
シーズン終了までにあと3回は行きたいな〜、じっくり深場を攻めて見たいな〜、シーズン逃げ切った大物、いるだろな〜
 皆さんも残り少ないシーズン、頑張って楽しみましょう
8/4 
更新遅れました、実は先回以降、3回出かけているのですが、いずれも2匹までと低迷しています。
O川中流部、T川とも、やっぱりそろそろフライの季節、かな、そうそう、当館近くのO川で、息子がアカハラ2匹リリース、ヤマメ12cmリリース、同じく25cmキャッチ、いすれもミミズでヒットしました。
 水温、水量、気圧ともにおかしな今夏、8月下旬からどうなる物か、期待と不安が入り混じっています。
7/6 
 1ヶ月ぶりの釣行です。午前中に館内の清掃を終え、午後からO川へ、日曜日のため先行者数人、林道を上り川上に向かいました。先行者の6割はフライの様です。ルアーもいらっしゃいました。はてさて、15時まで全くあたり無し、ひたすら渓流の雰囲気を味わうばかり、最初のヒットは、12cmの岩魚君、即リリース、16時頃から、根ががりのような重いあたりが来る様になりました。
 大き目のカワゲラの尾だけ、持っていかれます。「うーんへたくそ!」 落ち込みでグンと来たのが16時半頃 尺には届かずと言うサイズ、この時期になると、そこそこサイズは釣りきられぎみ、逆に大物が出る確立が高くなります・
 岩魚君もだいぶ賢くなっている様で、ブルブルって言う解かりやすいあたりではなくなってきました。
雲が厚くなってきたため17時であがりました。結局、25cmと28cm計2匹ゲット!平日に比べ、日曜日って難しいんですね!サンデーフィッシャーマン様、尊敬申し上げます。近々にリベンジ行きます。
6/7
「岩魚食べたいね!」の一言で、昼過ぎから行って参りました。磐梯町は晴れ、微風、まずは、久しぶりのO川下流域へ、何と風の強い事、川下から川上へ吹き上げています。竿がしなるほど、落ち込みの上は、スプレーが舞っています。当然餌は、下から上へ、不自然きわまりありません。早々に退散して、T川へ、こちらはほとんど風なく、水量そこそこ、気合入るもここの魚は大変すれています。道路からとても近く、一振りする方がとても多い所なので、当然なのですが、4号仕掛けでは、厳しい! 最新の竿を持つ友人は、1号仕掛け、それでも苦戦しています。ただこの渓流の雰囲気はとてもgood! 落ち込み、段々瀬、トロ場、淵、チャラ瀬と全て揃っています。「絶対いる」はずなのですが、 雰囲気良くも、自信喪失状態、キンパクの尻尾だけ食われること、数度、結局、6時まで粘って、釣果:岩魚3 ヤマメ1 サイズは、20pから25cmでした。「あー新しい竿欲しいナー」と言う半日でした。
5/25 
「岩魚、ヤマメ!まだ釣った事な〜い」と言う、友人にせがまれて、午後から行ってまいりました。
  「絶対釣らせる」と言ってしまった以上、ウェーダーも無い友人をどこへ連れて行こうか・・・まずはK川下流域で川虫採取、ちょっと上ったプールで、粘ること15分、友人の竿がしなりました。22センチの岩魚!ヒット 慌ててタモを持って駈け寄りました。無事取りこみ。その後、長靴で行けるところまで行って、25cmと20pを一匹づつ、車まで戻り、T川へ、時刻は5時ちょっと前、ヤマメが盛んにライズしていました。
 川面には、羽化したばかりのカゲロウ等が飛び回っています。しばし眺めながら、「テンカラ持って来れば良かった」と言う心境です。粘って、ヤマメ1匹・・・それでも初めて釣上げた友人は、大変満足そうでした。
 近々日本酒一本、持って行くと言われ、私も満足!
5/18 
「さあ行こう」と思い立つも、風強し、くじけてしまいました。そろそろ渓流にも、虫が飛び始めました。水温も若干上がり始め、テンカラやフライマン達の出番です。「ア〜、ライズが見たい」と思いつつ、庭仕事に終われています
5/9
4/10以来、3回の釣行に行って参りました。いや〜、今年は好調です。岩魚と山女が、我が家の食卓をにぎわす事!
先日は、平日にいらっしゃってくださった御客様へも、サービスさせていただきました。
 仏料理に岩魚の塩焼きは、アンバランスですが、大変喜んでいただきました。いつものK川他、T川でも1時間で4匹(25cmクラス3、20センチクラス1)それもマッ昼間!川虫多く、4号針に0.4号ハリス、これからは、そろそろすれて来る頃なので、ハリスはもう少し細めにする予定です
4/10 
 解禁って良いですね〜、待ちに待った渓流へ、出陣してまいりました。K川午後2時、とても冷たい!川虫取りも手が「じんじん」してきます。それでも冬の間、粗食に耐えていたイワナとヤマメは、このご馳走を待ち望んでいた様で、
 私ごときの竿に、次々と食らいついてきました。キャッチ4、リリース3 ばれ3 3時間の釣行で、出来過ぎの釣果でした。今年は良いかも!